コロナ禍で県外へのお出かけがしにくい今日この頃ですが、県内にもたくさん楽しい遊び場があります。
そこで、前橋を飛び出して群馬県内にある子連れに嬉しい遊び場スポットを紹介していこうと思います。
群馬が誇る鉄道に触れ放題のテーマパーク
世間様的には埼玉の鉄道博物館とか京都鉄道博物館とか愛知のリニア・鉄道館とかがよく知られていますけどね、群馬にもいいところがありますよね。
そう、碓氷峠鉄道文化むらです!
4月から始まった「新幹線変形ロボ シンカリオンZ」にも登場して今、旬な施設です。最近久々に行ってきたので、溢れ出る魅力を紹介したいと思います。
魅力その1.本物の電車の運転体験ができる
文化むらの誇れるアトラクションとして、本物の電気機関車の運転体験があります。これ、日本で唯一なんですよー!
ただ本物の電車の運転なので簡単にはできません。学科と実技の講習をした上でということになるので、小さなお子様連れだと正直厳しい。
お子様は、「EF63形電気機関車」の碓氷峠運転シミュレーター(1回1000円)があるので、そちらで楽しんで大きくなったらぜひ本物の運転に挑戦してみましょう。
魅力その2.大小さまざまな電車に乗れる
自分で運転するには高いハードルがありますが、乗車するだけなら当日楽しめますし、親子で一緒に乗れますよね。いくつか種類があるのでそれぞれ紹介していきます。
DLあぷとくんで園内周遊体験
鉄道文化むらをぐるりと囲むように作られたコースを走るディーゼル機関車のDLあぷと君。
入場したらまずあぷと君の運行情報を確かめてから場内見学することをお勧めします。我が家は何のリサーチもなしに入ったため、入り口の近くにあるあぷと君の存在に帰る頃に気づくという大失態を犯しました(結局乗らずに帰るという…)。
最初に乗ると、場内の全貌を見ることができて「次にどこに行こうか?」なんて会話が弾みそうです。逆に後半に乗ったら、「さっき行ったところだね」てな会話も楽しめます。
利用料金:中学生以上400円、4歳〜小学生200円、3歳以下は無料
廃線になった線路を走るトロッコ列車ライン
平成9年に廃止された信越線横川~軽井沢間の下り線を使ってトロッコ列車を運行しています。
「ぶんかむら駅」「まるやま駅」「とうげのゆ駅」の順に止まり、まるやま駅はぶんかむら駅発の列車でしか停車しません。
ちなみにぶんかむら駅からとうげのゆ駅は約2.6キロなので徒歩でも移動可能ですよー。
運行時間:10時〜15時の間で1時間に1回ずつ(12時台を除く)
料金:往復/中学生以上900円、小学生500円、小学生未満 大人1名につき1人まで無料
片道/中学生以上500円、小学生300円、小学生未満 大人1名につき1人まで無料
ミニSLとミニ電気機関車
屋外展示場をぐるりと囲むように線路が敷いてあり、「ミニSL」と「ミニ電気機関車」のどちらも家族で乗車できます。
ミニ電気機関車の方は運転体験が可能で、しかも保護者の責任の下、子供でも運転ができます。電車好きなお子様なら大興奮間違いなしですよ!
運行時間:9:30〜12:00/13:30〜16:40 10分おきに出発
料金:中学生以上200円、4歳から小学生100円、3歳以下は無料
「ミニ電気機関車」
運行時間:雨天を除く土休日・8月の12:10〜13:10
料金:1周6人まで 1000円
魅力その3.電車に触り放題
他の鉄道系テーマパークとの違いの1つが屋外展示場の車両の量と触り放題なところにあると思っています(とはいえ、鉄道博物館とここしか行ったことがないんですが…)。
埼玉の鉄道博物館も圧巻の量ですが、碓氷峠鉄道文化むらは野外に展示されていて、太陽の下にいる本来の電車の姿を見ることができます。
そして車両と車両の間には、
こんな感じで乗車位置まで続く階段と通路があります。
コロナ禍前までは、ドアがほとんど開いていて入り放題触り放題だったとのこと。でも今回は一部の車両を除いてドアは閉まっていました(残念)。
一つ入れた車両は御座敷列車。
もしかしたら以前はこのテーブルも普通に置いてあって休憩ができたもしれませんね。
もう一つ入れた車両の写真を。
この車両がなんだったのか、鉄道にまったく詳しくない私にはわかりませんが、なかなかいい感じの年季の入り方です。
他の車両はこんな感じ。
どれも昭和感あふれる車両ばかり。整備や塗装を往年の状態に復元しているとのことなのでリアリティ抜群です。
子供にとっては図鑑の中の世界が現実化した感じで、かなり喜ぶんじゃないでしょうか。
ちなみに車両が展示されている広場はピクニックにもぴったり。
芝生の広場もあるのでレジャーシートを敷いてお弁当を食べてもいいし、下のように東屋もあるので事前準備がなくてもお外ご飯が楽しめます。
魅力その4.平成9年当時の整備用車庫と検修機器が間近に見られる
こちらの鉄道展示館は元々、整備用車庫だった建物をそのまま展示スペースにしています。
外観からも分かる通り、かなりレトロ。内部には整備用に使っていた道具も見物することができます。しかも博物館とかにありがちなガラスケースに入って整然と並んでいる訳でなく、当時の状態そのままに見られる箇所も。
普段あまり見られない鉄道の足の部分をじっくりと観察できます。
お食事系の売店は2カ所。レストランはなし
食の充実度が低いのがちょっと残念な点でもあるんですが、よく公共の公園とかにあるような売店が2カ所あり、軽食の購入ができます。
また、キッチンカーも出ていたので休日は少し食が充実するかな?と思います。
鉄道文化むらのすぐそばに峠の釜飯が売っているので、それを買ってきて持ち込んで芝生広場で食べるのもアリかなーと思います。
お土産が買える売店は鉄道資料館にあり
鉄道資料館の1階に小さなお土産屋さんがあって、オリジナルの商品やらプラレールやら電車系の文具など色々と販売されています。
鉄道資料館には鉄道ジオラマがあって、100円で運転できたり自分のNゲージ車両を持ち込んで運転することも(300円)もできるとのことです。
他にもゲーセンによくあるような鉄道のゲーム機器も置いてありましたよ!
リピートするなら子どもファンクラブ入会がお得!
4歳〜小学生以下の子供を対象にしたファンクラブがあって、入会特典がかなりお得なんです!
まずは年会費は1000円です。
で、入会特典が
- 碓氷峠鉄道文化むらの入園料が無料
- 「あぷとくん」「ミニSL」「トロッコ列車」の乗車料が無料
- 碓氷峠の森公園交流館「峠の湯」入館料が無料
と3つの無料が並んでいるんです。
入園料は小学生までは300円、乗車料はそれぞれ最大200円、100円、500円。で施設外になりますが峠の湯は400円です。峠の湯に行かなくても、1回行って全部の乗り物に乗ったら元が取れちゃうという。
まあ混雑していて乗れないこともあるかもしれないし、未就学児だとそもそも無料で乗車できるものもあるので年齢にもよりますが、小学生でもし1回でもリピート予定だったら子どもファンクラブは入会必須ですよ!
お土産屋さんがある鉄道資料館の2階事務所で申し込めます。
まとめ
我が家のある前橋からは決してアクセスがいいとはいえないのですが、なんともいえない魅力に溢れた碓氷峠鉄道文化むら。
鉄道大好きなお子様がいるご家族は、ぜひ1度は行ってみてくださいねー!
きっと大喜びすること請け合いです。
「碓氷峠鉄道文化むら」施設詳細
所在地 | 群馬県安中市松井田町横川407-16 |
電話番号 | 027-380-4163 |
営業時間 | 3月〜10月末 9:00 〜 17:00(入園は16:30まで)
11月〜2月末 9:00 〜 16:30(入園は16:00まで) |
定休日 | 毎週火曜日(8月を除く)、12/29~1/4(火曜日が祝日の場合は翌日休園)
10/20・11/4、10、17、・12/1、8(火)、15(火)は臨時営業します |
入園料 | 中学生以上 500円/小学生 300円/小学生未満 無料(保護者同伴)
障害手帳所持者:16歳以上 300円/16歳未満 無料 |
駐車場 | 無料 220台 |
公式サイト | https://www.usuitouge.com/bunkamura/ |