【低学年男子】自ら本を読む子に育てるコツとおすすめ本

子育て

コロナ禍でまだまだお出かけがしにくい毎日+読書の秋ということで、今回は本に関する記事です。

 

本を読む子に育ってほしいーー。そんな願いも虚しく、ゲームばかりしている子にがっかり…なんてママパパはいませんか?

それって子供が本の楽しさを知るきっかけがないからかもしれません。今回は、子どもが自分で本を読むようになるコツと、低学年男子が「続きが読みたい」と自分でつい読んじゃう楽しい本を紹介します。

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子どもが自分で本を読むようになる導き方

1.子どもが自分で選んだ本を否定しない

我が家は2週間に1回は図書館に行くのですが、基本的には子どもが借りる本には口出ししません。だって、読みたい本があるのに違うのにしなーって言われたら私だったら嫌な気持ちになるからです(もちろん借りられないくらい大量に持ってきたときは言いますが)。

漫画ばっかり読んで!と言いたくなりますが、それもグッとこらえて、それ以上に面白い本を教えてやろうじゃないか!と本探しをしたらいいかと思います。息子を本好きにするミッションをクリアするゲームのつもりで、図書館では本を探している私です。

2.読み聞かせをする

字が読めるんだから自分で読めるのでは?と思っちゃいますが、まだまだ読み聞かせをしていい時期です。時間があればジャンジャン読んであげましょう。

特に親が本を勧めたいときは、基本的にまずは私が読んで聞かせています。まぁ仕事でいうところのプレゼンですよ。こんな素敵な本があるけどいかがです!?なんて感じで。

そして読み聞かせをすると食いつきが良い本とそうではない本がすごい分かるんですよ、小学生男子は。その反応を見て、シリーズものなら続きを借りようとか、これは興味ない方向性だな、とだんだん我が子の好みが分かってきます。

3.常に本が手に取れる場所にある

これも結構大事。我が家はリビングのテレビの下に棚があり、そこに図書館で借りた本、長男次男それぞれの今旬の本を置く場所をつくっています。目につく場所に本があるからか、手持ちぶさたになると2人とも本を読み出すんですよ。まあ8割、漫画だったりするんですけど、それもよし。暇なときに本を読む習慣がつきます。

低学年男子におすすめのシリーズ本

我が家の長男が小1、小2に自分で読んでいた本を紹介します。典型的男子なので、多くの低学年男子に刺さるのでは?と思います。シリーズ本のよさは、1冊食いついたら次の本、次の本と畳みかけるように楽しく読めることです。ぜひお子さんの琴線に触れるシリーズを見つけてくださいね。

1.ほねほねザウルス

980円+税(岩崎書店)

 

我が子が初めて自分で選び、夢中になったシリーズ本はこちら「ほねほねザウルスシリーズ」です。

食玩のキャラを本にしたものなんですね、今回調べて知りました。文章の間に漫画や迷路などが挿入されていて、絵本と本の中間のような構成です。本の入門編としてよかったように思います。これは学校の図書室にあってハマったのですが、学校から借りてきては読んで、さらには休日の図書館通いでは学校にはないシリーズを探しては借りまくっていました。

恐竜好きということもあって親しみやすかったのかもしれません。私が読み聞かせすることなく自分で読んでいたので、初めての自力読書におすすめです。

2.おしりたんてい

1300円+税(ポプラ社)

 

これは言わずもがな、幼児から低学年男子まで大人気の「おしりたんてい」です。テレビでもお馴染みですから、本になっても親しみやすいんじゃないでしょうか。これも先述した「ほねほねザウルス」と同じく絵本と本の中間のような構成で初めてでも読みやすいです。

 

ただ我が子はテレビで先行してしまったせいか「これ見たー」と言って、どハマりはしませんでした。でも、本があまり好きではないお子さんにはとっつきやすいと思います。

3.ちいさなおばけ

900円+税〜(ポプラ社)

 

私が子どもの頃に夢中になって読んだ児童書なんですが、名作は時が経っても色あせません。なんとこちら、魔女の宅急便の作者さんなんですよー!そりゃ面白いはずだ。

コックのおばけのアッチ、床屋さんに住むおばけのコッチ、飴屋さんに住むソッチのお話です。アッチのつくるご飯はどれもおいしそうで、子どもと一緒にどれが食べたいー?なんて話しながら読み聞かせをしています。

我が家の小2長男、年少次男どちらも初めて読んだときからめちゃくちゃ食いついていた「小さなおばけシリーズ」。シリーズ1作目から今年で42年目で、今も毎年新刊が発表されているため、全巻読破にはまだまだ先は長い!一度に5冊とか借りてきても、まだまだ読むものがあります。次男がまだ読めないので読み聞かせは必須ですが、長男は先読みしてから読み聞かせに参加するようになりました。

4.ぼくは王さまシリーズ

1300円+税〜(理論社)

3までと比べてぐっと挿絵の数が減りますが、王さまシリーズも私が子どもの頃から読んでいる児童書の一つ。

我が家が読んだのは写真の「おしゃべりなたまごやき」。ワガママでズルくて、でも優しい気持ちを持っている王様はまるで子どものよう。そんな王様のやることなすことが子どもには面白いようです。数話入っているので、1日1つずつ読み聞かせをしていましたが、他の話を知りたい長男は自分から手を取って続きを読んでいました。

文章からなんとなく王様の動きが想像できるから、挿絵が少なくても子どもが読みやすいのかなと思います。

5.幼年版・シートンどうぶつ記

1200円+税〜(あすなろ書房)

硬派なセレクトになりますが、ロングセラーのシートンどうぶつ記が低学年向けに書かれた本を見つけまして、我が子に読み聞かせしてみました。

他の本と違って1つのお話が長いシートン動物記。章ごとに区切って読んでいたのですが、続きが知りたい長男は途中からは先に1人で終わりまで自分で読んでいました。「続き読んで〜」ってせがんで来ないなと思ったら読み終わっていたとは!長い本は子どもにはとっつきにくい部分もありますが、導入だけでも読んであげると好奇心が揺さぶられ、自ら読んだりもするようです。

ちなみに我が家が選んだのは写真にもある「オオカミ王ロボ」。頭のいいオオカミと人間の戦いを描いているのですが、ロボの頭の良さとか、小学生男子好きそうだなと選んだのですが大正解でした!幼年版シリーズは10まで出ているので、子どもが好きな動物から読み始めると良さそうです。

まとめ

とっつきやすい順におすすめ本を紹介しましたが、お子さんの心に刺さりそうなシリーズは見つかりましたか?また新たなシリーズ本を見つけたらご紹介しますねー!