いきなりこの記事に来ちゃった方は前編もありますので良かったらこちらから…
前編読むの面倒ー!という方にサラッと前回のおさらい。
第1子を帝王切開で産んで散々な目に合い、第2子でVBACをしよう!と決心した私。
前橋赤十字病院で出産することを決めたのでしたというところまでが前回の話です。
23週で前橋赤十字病院に転院
前橋中央病院でまた紹介状を書いて頂き、前橋赤十字病院へ転院した私。
診察室に呼ばれるとひょうひょうとした雰囲気の男の先生でした。
診察されながら、一応VBACについて確認せねば!と思ってこんな会話をしました。
先生、こちらでVBACができると聞いたんですが私はできますか?
できるよー。
絶対大丈夫とは言えないけど、今のところ大丈夫じゃないかな?
ただ、妊娠の経過によって帝王切開に変更になったり、分娩時に帝王切開に切り替わることがあるのでそこだけは理解してね。
本当にサラッとできると言われて拍子抜け。
赤十字では前回が帝王切開だったからと次も帝王切開ということはなく、基本は経腟分娩の方向で行くらしいです。
逆に1人目帝王切開で2人目も帝王切開がいいという方は最初に伝えた方がいいと思いますよ。
いつ行っても安心させてくれる医師と助産師が心強かった話
それからの定期検診でも時々尿タンパクが出るくらいで順調に進み、どんどん大きくなるお腹。
大きくなればなるほどお腹の傷は大丈夫なのかなという不安も大きくなりました。
健診で診てくれる先生は初回の男の先生といつもニコニコしている女医さんのどちらか。
どちらの先生もいかにも医者!というタイプではなく柔らかい雰囲気でリラックスして診察を受けられました。
大きくなるお腹に心配になって、男性医師に聞いたこともありました。
お腹が大きくなっても傷は大丈夫なものなんですか?
今考えればお腹が大きくなるのは当たり前に大丈夫だろ!って感じなんですが、不安になるものなんです。
先生は笑うこともなく、バカにすることもなく、やっぱりひょうひょうと
大丈夫だよ。前回から年数も経ってるし、子宮壁の厚さも十分あるしね。
でも不安だったら帝王切開にもできるよ。
と、さり気なく怖くなった時の逃げ道も先生から提示してくれました。
前回帝王切開で今回は経腟分娩だし病院側は慎重な対応になるのかなと思っていたのですが、全然そんなことはなく、助産師外来での診察だけの日も。
助産師さん達も皆さんテキパキしていてどの方も感じが良かったです。
出産は突然やってくる。遂に初の自然分娩へ!
前回はずーっと入院していたので、いきなり出産になったらどうしようという不安を抱く間もなかったのですが(笑)、今回は家にいる時間が圧倒的なので突然やってくるその日に向けて入院準備をしたりコツコツと進めました。
そして予定日が近くなって、入院に備えるために母が念のため我が家に泊まりに来てくれた日の夜。
夜9時頃、お腹が痛いな〜とトイレに行くと鮮血が!!
前回はなかった症状で焦り、急いでナプキンを当てて病院に電話。
まだ間隔は15分くらいでしたが病院に来てくださいと言われて、母に寝ている長男を任せて夫の運転で病院に向かいます。
途中、車の振動と陣痛のコラボで暴れたい程の痛みに襲われながらもなんとか病院に辿り着き分娩室へ直行しました。
助産師さんから服を着替えてくださいね〜と言われて下を脱ぐとずっと出血していて、普段の生理でも出血が少ない私はそれを見るだけで(ひ〜っ)と心の中で動揺しまくり!
着替えがようやく終わり、分娩台に寝転ぶと超特大ナプキンを当ててくれました。
その間もダラダラと出血していて、初めての経膣分娩でこれが普通なのか異常なのかも分からない。
でも助産師さんは普通にしているから普通のことなの!?と今でも分からないままです(笑)
とりあえずもう病院だし安心だ!と思い、ちょろっと練習していたソフロロジーの呼吸法を開始。
お陰で出産まで大きな声を出したのは2回(これも最後に産む時にようやく出た大きな声)ほどで、落ち着いて出産できました。
結局翌日の朝7時頃に出産したのでそれほど長丁場ではなかったのですが、なにしろ夜中の出産で眠い!
陣痛以外の時間は結構寝てました。(で、痛みでハッと起きて呼吸法!みたいな。)
で、時々寝起きの痛みで混乱して呼吸が乱れると、横に入る夫に手を叩いて伝えて呼吸法を横でやってもらってそのリズムに合わせて戻したり、夫も寝ちゃっててダメな時は絶妙に助産師さんが来てくれて呼吸法を横でやってくれてリズムを戻すことができました。
本当に助産師さんの対応が素晴らしくて、励ましてくれる声が行動が神様かと思いました。
今でもお名前も覚えていますし、産後に我が子を抱いてもらって写真も撮らせてもらいましたよ!
無事に出産!やっぱり産後が劇的に楽だった
陣痛の後半にはもしや帝王切開の方が楽だったんじゃ…という考えが頭をよぎりましたが、産んでしまえば、まー身体が楽!!
授乳室に行く足取りも軽いですし、食事を食べるのに起き上がるのだって痛くない。
産後の楽さは雲泥の差でした。
結局、帝王切開と経膣分娩は、出産が大変か産後が大変かの差で、どちらも母にしかできない尊い行為だなと思いました。
まとめ
本当は前橋赤十字の入院事情なんかも伝えたかったのですが、2018年に移転して新しくなっちゃったので私の過ごした病室はもうないという…。
ご飯がもしそのままだったとしたら、かーなーりーの病院食です!
お祝い膳なんかね、普通のご飯にお赤飯が付いて来たよ!
ご飯の量が2倍だよ!食べられないよ(笑)
おやつは授乳室で同時期に赤ちゃんを産んだママたちと一緒に食べるから友達ができるよ!
夜食にパンが出るよ!夜中の授乳の時にみんな食べてたよ!
お茶が授乳室にあるから飲み放題だよ!
以上変わってるかもしれませんが一応書いておきますね。
では、これからVBACを予定している人もしていない人も出産するプレママたちに幸あれ!!