前回の続きです。
こちらにいきなり飛んで来た方は初回から読むと分かりやすいと思います。
1と2を読むの面倒だわーという方に簡単に説明しちゃうと、3、4ケ月健診で何気なく頭の形が悪いと伝えたところ、あれよあれよという間に斜頭症の診断が下り、東京まで出向くことに。
我が子の頭の形をスキャンして、次回ヘルメットが完成で出向くことにーというお話でした。
2回目の上京は4人パーティでレベルの高い大変さだった
前回は、上京前日に先生から「明日来れる?」「はい!」の突発行動だったので大変だったのですが、今回は2週間も猶予がある。
じゃあ楽勝じゃんと思っていたけれど。
今回はより楽に東京に向かうために埼玉の実家スタートをしようと前泊することになり、そうなると出て来るのが長男どうするの問題。
・2週間前に仕事を早退した夫はもう頼れない。
・更に言うと朝、幼稚園への送りがそもそも夫が遅くて無理。
となると長男も幼稚園を休んで東京まで行くという選択肢しかありませんでした。
さて、診察当日。
また前回とおなじくスワローあかぎに乗車。
行きは難なく乗り切りました。
主にラムネやらたまごボーロなどの細々したお菓子のおかげ。
おせんべいとか1枚で大きなお菓子は瞬殺で胃に飛び込んで行くので時間が稼げません。
小さくていっぱい入っているお菓子を焦らしながら食べさせると30分は稼げますよ!
さて、女子医大に到着して受付を済ませると当然たくさんの診察待ちの親子が。
受付前の椅子は諦めて、我が家は3階の松本楼の廊下の並びにあるテーブルソファセットをゲットして、そこに落ち着くことにしました。
ここはちょうど脳神経外科の外来番号も目を凝らせば見えるし、ゆっくりできるしおすすめです。
待ち時間は本当に大変だったので愚痴りたいくらいですが割愛して、診察の順番が回って来ました。
我が子のために作られたオーダーメイドの54万のヘルメット。
アイメットの方が「慣れるまでは泣いたりして大変かもしれません」と言いながら装着してみます。
………
我が子、無反応。
「すごいですね!なかなか嫌がらない子はいないんですよ」
と言われました。
そこからヘルメットの装着方法とヘルメット内部にあるスポンジの交換方法を教えてもらいます。
ヘルメット内部のスポンジの交換は超不器用じゃなきゃなんとかなる
1人ずつオーダーのヘルメットなので、内部のスポンジもある程度は切られているものの、ジャストサイズにはしてありません。
東京女子医大に通院する人はアイメットの方が毎回スポンジ交換もしてくれます。
が、我ら群馬組は親がスポンジ交換をしなければなりません。
流れとしては
1 伊勢崎佐波病院に診察に行く。
藍原先生がスポンジの厚みを考えてくれてアイメットの方に注文
2 自宅に着払いでスポンジが到着。
3 親が指示通りにスポンジを取り替える。
こんな感じ。
今回の上京の次はヘルメット卒業まで女子医大までは来ません。
(どうしても不器用でスポンジ交換ができないからと女子医大まで毎回通っている人もいたよ、と藍原先生談)
ここでスポンジの交換の仕方をマスターしなければならないと思うと力が入ります。
なにせ我が子の頭の形に関わる重大な部分ですからね!
54万ですからね!!
私も写真を撮ったりアイメットの方に質問して装着の仕方を学びました。
先生からは隙間さえなければ大丈夫という大雑把な(←失礼)アドバイスを頂きましたよ。
が、結論から言うと、相当不器用じゃなければなんとかなります。
だって、半年くらい2週に1回位の頻度で交換するんですよ、大雑把にもなりますよ。
最初は新しいスポンジを入れる度に不安になっていましたが、診察に行く度に頭の形は良くなってたので、先生のアドバイス通り隙間だけはつくらないように気を付けました。
そして先生と困ったことがあったらいつでも連絡くださいね〜と言われて診察終わり!
待ち時間で疲れ果てた長男を引きずるように母と連れて帰ったのでした(張本人の次男は寝たり起きたりで元気)。
次回は伊勢崎佐波病院への通院編です。